東大i.schoolに行って来た。【イノベーションのメソトロジー?】その2

さて、一週間放置した後の第二段。

3.(単純⇔複雑)、(具体⇔抽象)の4つのマトリックスの間で思考を巡回させ、それをモニターすること。

前回のエントリでは、

イノベーションにメソトロジは存在しないがプロトコルは存在する
イノベーションとは意図的にShift(→)を起こすことであり、
イノベーションを感じる三つの基準

について書いた。

じゃー肝心の、イノベーションを起こすためのプロトコルは?というと、まとめればこの図。

左は、(単純⇔複雑)、(具体⇔抽象)の4つのマトリックスの間で思考を巡回させる、と言う意味。

単純かつ抽象的な思考は、世の中で言う切り口
単純かつ具体的な思考は、世の中で言うアイデア

複雑かつ抽象的な思考は、世の中で言うロジック
複雑かつ具体的な思考は、世の中で言うストーリー

この四つの思考をぐるぐるめぐらせ、常に今自分がどのモードで頭使っているかをモニターすることが重要なのだと。

モニターするときは、クオリティよりも時間で管理する。

右側の図は、クリエイティビティーは、構造と混沌の中間地点で最も高くなるのだと。

切り口、アイデア、ロジック、ストーリー
世の中でよく使われる言葉だけど、その関係性が整理されてすっきり。

あとは、どうやってこの四つの思考モードの切り替えを行うか、だけど、ここについては自分で見つけな的な締め方でセミナーは終わった。

今ちょこちょこ試しているが、時間軸、収束と発散、数式と図式、あたりがヒントになる気がする。

これに関しては、ある程度アウトプットが出せそうになったらまた書きます。

ということで。