2009夏 もう一つの思い出

事後報告になるが、10月5日に等々力アリーナを貸し切って
【内定者大運動会2010】なるイベントを、友人と13人で企画・運営した。

その名の通り、2010卒の内定者を集めて、6チームに分けて、運動会しましょーって企画。
競技は棒引き、玉入れ、玉転がし、綱引き、障害物競争、リレー・・・・・
なんていう、小学校の運動会と全く同じイメージ。

詳細こんな感じ→http://undoukai2010.web.fc2.com/

最初に運動会をやろうと言い出したのは、内定先が同じ同期の友達(友達の友達)で、
1000人規模の大運動会をやりたがってる人がいる、と聞きつけて
「1000人なんて集まるのかよ、それに当日1000人なんて大人数を管理しきれるのかよ」
なんて半信半疑な気持ちでキックオフミーティングに参加したのが7月上旬。
(結局、これらの課題を考えるのが俺の仕事として回ってくることになろうとは
この時は思いもしなかったww)

最初は、広報戦略を考えることをメインでやった。
どうやって内定者1000人を集めるか。
そしてその戦略を立てて、実行を他のメンバーに投げて一ヶ月ヨーロッパに旅立ったのだが・・・

やっぱり戦略なんてのは、立案するよりも実行する方がよっぽど重要かつ難しいな、と痛感。

戦略を立てるときは、他のメンバーがその戦略を「実行してくれる」という大前提に立っているが、実際には立てた戦略を他のメンバーが実行してくれなかったり、「めんどくさい」とかいう心理が働いてつい先延ばし、先延ばしになったり、と人間の心理的要素を多分に含むことに起因するのだと思う。

一つのコンセプトを打ち出し、周囲を巻き込むこと
そこに必要なことは分かりやすい説明ではなく、
感情的な刺激や、中心人物の人間の幅の広さ、
のようなものではないかと強く感じた。

そして、
いかに大きく華やかなイベントでも、地味な仕事の集まりがそれを支えていること、
苦労は連続的に感じ、感動はふとした瞬間に非連続的に一気に感じること
だからこそ、日々苦しくても頑張り続けることが大切なこと
真剣に取り組んだところに感動が生まれるものだなと。

結局、運動会自体は企業50社、参加者760人ほどを集め
イベントクラブを貸し切った懇親会は560人ほどを集めた。
いやーそれにしてもこんな大規模のイベントとか始めてやね。
ほんと、当日何回感動したか覚えてないわ。

アリーナに760人が整列したときに
リレーで、ひとりひとりが真剣に走る姿に
リレー、応援席で全員が大合唱しながら応援してる姿に
懇親会会場でクラブのステージに上がったときに、250人のどの参加者からはちきれんばかりの大きな拍手に包まれたときに
参加者の何名かがサプライズでケーキを用意してくれて、ステージ上で祝ってくれたときに
数え切れないほどの参加者からの「企画してくれてありがとう」という声に
実行委員同士の「おまえがいてくれてよかった」という一声に

いやあ、ホント最高の癒しになりました。

イベントって何回やってもいいものだね。

この夏、フランスでの体験のほかに、
忘れられない思い出がもう一つできました。