2009年振り返りと2010年への課題

晦日、元旦はドライブに行っていてまとまった時間が取れなかったが、
昨年の振り返りと今年への課題を書き綴って見ました。

以下こんてんつ。

1.予測できない未来を生きる
2.人生の幅の拡大
3.圧倒的に足りなかった経験


1.予測できない未来を生きる
予測・計算できる未来を生きることと対照的な価値観として。
俺自身は自分自身がミーハーであることを自覚しているので、就職活動でも
みんなが行きたい企業=自分も行きたい企業、という思考回路になってしまう。
みんなが行きたい企業、すなわち、現在絶大な人気を誇る外資系戦略コンサルや外資投資銀行、総合商社を中心に受けていた。
それは、計算された未来を手に入れたかったのだろう。
コンサル、投資銀行、商社→MBAという絵に描いたようなキャリアを渇望して。
ちなみにこれらの就活生に共通しているのは「他人より優れていたい」という一種の欲望であると断言できる。
俺自身がそうであるからw

結果的にはWebを通じて放送と通信の融合を目指すITベンチャーに内定を貰い入社を決めたのだが、この決断によって予測できない未来が待ち受けていた。
典型的な例が10月に主催した内定者大運動会( http://undoukai2010.web.fc2.com/
内定先の同期の@toshimaru_e がふと「運動会企画に誘われたんだよね」と呟いたところに俺が反応したのがきっかけとなり、内定者大運動会2010という壮大なイベントを主催するに至った。
2010卒の内定者を集めて、6チームに分けて、運動会しましょう、という企画で企業50社、参加者760人ほどを集め、イベントクラブを貸し切った懇親会は560人ほどを集めた。
(詳細は前のエントリーを参照)
共に運動会を主催した13人の良い仲間に恵まれ、その仲間たちとはその後もダーツやらパーティーやら卒業旅行やらで、色々繋がっている。

まさに予測できない未来を生きた。
だからと言ってコンサルや投資銀行ではなくてITベンチャーに就職を決めて良かった、と安易に言いたい訳ではなく、
この経験から得られた重要な示唆は、
現時点で見える未来は、その後に起こる事象のほんの一部にすぎないかもしれない、ということ。


2.人生の幅の拡大
夏に行った、フランスのパリ郊外での一ヶ月のワークキャンプでの経験から。
イタリア 女2人
ドイツ 男1人、女1人
フランス 男2人、女1人
日本 男2人
スペイン 女2人
トルコ 女1人
スロバキア 女1人
韓国 女1人
というエキゾチックな環境の中で、りんご農園の小屋の拡大工事を手伝った。
そして人生の幅を広げるというのは、今まで生活していたフィールドでの前提条件をいくつか外した状態に身を置き、自らを適合させる事である。
前提条件として日本語が外れ、日本の食文化が外れ、日本の習慣が外れ。
そうすると、意外と開放的な気分になれる。
そういう場ってきっと、海外に行くだけじゃないよな。


3.圧倒的に足りなかった経験
というのは、自分が先頭に立って他人を引っ張って一つのことを成す経験であろう。
内定者大運動会でもメンバーの一員として貢献はできたけれど
組織全体を見渡してどうすれば組織が活性化するか考え抜き、
ぞれを実行してほかのメンバーをひっぱっていく、
というところまではできなかった。
同様に今関わっている学生団体でも補佐的な役割で、自分から組織を引っ張っていくという役割ではない。
しかしながら、今後内定先のベンチャーで求められているのはまさしく
新卒の社員たちが組織に新しい風を吹き込んで、組織を引っ張っていくことであるし
自分の力で社会にValueを出したいと思う以上は、避けては通れないことなのは明白だ。
なので、ここらへんが今年の課題であろう。

そういえば内定先の会社で、テニスをしたい社員はいっぱいいるのだが、全員をとりまとめて、サークルを作ったりするなど具体的な行動を起こして行く人がいないという。
なので、まずはこのあたりでリーダーシップを発揮してみよう。
まずは小さな行動から。
そして予測できない未来を生きる。

今年も宜しくお願いします。